日本医療交流協会の訪問歯科について

通院が困難な方やお身体が不自由な方のための歯科往診です。お電話一本で最寄りの登録歯科医院から、専門スタッフがご自宅や施設・病院（ご指定の場所）にお伺いいたします。

お口の治療やご家族、スタッフで行っていただくケアの指導などを行っております。いつも、ずっと、お口の中を健康に。わたしたちは、そのお手伝いをいたします。

最初に歯科医師と歯科衛生士が訪問します。入所者の方々とコミュニケーションとりながら口腔内のチェックをし、歯科疾患等の有無を検診してまいります。

治療の必要な方はスタッフの方と打ち合わせをし、ご家族の了解のもとで治療方針を決め、対処していきます。

歯科衛生士は、入所者の方々とコミュニケーションをとりながら名前と顔を覚え、義歯の清掃、うがいの励行、歯磨きの指導、専門的な口腔ケアを歯科医師の指示のもとに行っていきます。

訪問に必要な用具、機材、材料はすべてご用意致します。口腔ケアは各部屋にまわりますが、治療は機器等を使用するため、水道設備のあるお部屋をお借りいたします。

もちろんお借りしたお部屋の清掃は、責任をもって管理いたします。また、治療の際の入所者の方々の移動も私どもでいたします。したがって、お忙しいスタッフの方々の手を煩わすことはありません。

基本的に週1～2回の診療日を設定し、施設運営にも私どもにも無理のないスケジュールを組み、継続していきます。

歯科医師も歯科衛生士も特別のことが無い限り、スタッフを交代せず、入所者の方々のホームドクターになれるように努力する次第であります。

入所者の方々に対して、無理かつ強引な検診を行うつもりはございません。お休みになっている方や体調の優れない方を無理にケアすることはいたしません。

費用負担については、保険診療になりますので、実費のかかる治療以外は一切必要ございません（今まで実際に費用がかかった例はありません）。

私どもは関係各所から多大なるご支援をいただき、入所者の方々はもちろんのこと、スタッフの方々にも大変喜んで頂けると自負しております。ぜひ私どもに口腔ケアの機会を与えて頂きたくお願い申し上げます。